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| 装飾古墳文化の変遷を学べる野外資料公園 |
| ●肥後古代の森「山鹿地区」 ●熊本県山鹿市鍋田・城/規模:3.5ha ●熊本県文化課・山鹿土木事務所 |
![]() 古代の森横穴墓の成立や装飾文様の意味を語りかける林間の野外展示広場 ![]() 中央部を断ち割られた円墳の修復と古墳の森のゲートとしての整備 |
山鹿地区の整備事業は、分散している遺跡群を史跡環境として一体化を図ることを目標に、装飾古墳の修復整備とその周辺環境整備を中心に行っています。 山鹿市立博物館内の、「古代の森」は、シイの自然林を生かして、山鹿市域を一望できる展望台・芝生広場・眼鏡橋の鑑賞ゾーンと流域の代表的な装飾横穴の装飾文様12点を実物大のレプリカにして展示し、横穴墓の成立や装飾文様の意味を判り易く野外解説する広場を設けています。緩やかな起状と大きく蛇行する遊歩道沿いに舟形石棺や横穴式家形石棺などを展示し、古代の葬制の変遷と死生感を学習できるようにしています。道沿いには、円筒ハニワと四季を彩る万葉植物、万葉人が詠んだ歌の短冊を配置して楽しく探索できる遊歩道によって結ばれています。古墳の森の入口には、中央部を里道によってたち割られた円墳を修復利用したトンネル風のゲートを設け、場面の展開に工夫をこらしています。 ここでは、県内各地から出土した舟形や箱式の石棺を配置し、方形周溝墓、台状方形周溝墓、食料貯蔵穴などの保存整備も行っています。また、ここからは、オブサン・チブサン古墳と山鹿市街地を一望できるため、休憩園地と駐車場などの周辺整備を行っています。 |